劇場版呪術廻戦 懐玉・玉折 ~来場者特典第4弾から考える夏油と両親の関係性~

劇場版呪術廻戦 懐玉・玉折の来場者特典第4弾で配布された原作者・芥見下々描きおろし蔵出しラフ設定集(全8P)に掲載されていたラフイラストから、夏油と両親(正確には母親のみ)の関係性を私なりの解釈で解説します。
今まで夏油は両親との仲は良かった説、悪かった説と考察ファンの間で二分されていたのですが、このラフ画で私の中の夏油は少なくとも母親とは仲が良かったという事が決まりました!

まず、結論から先にお話ししますと、夏油傑と母親とは良好な関係であるという事がこのラフイラストで分かりました。
以下、このラフ画についての解説を話します。もし冊子をお持ちでしたら、ご一緒にラフ画を見つつこの解説を読んでみてください。

夏油が微笑みながら電話

まず表情。母親と仲が悪いというのであればこんなにも穏やかな表情をして電話をしないと思います。
もっと事務的な顔、もしくは無表情だと思うんです。
大体の人間は相手がいないと表情を取り繕う必要がないと無意識になりがちなんです。
なので、無意識に穏やかな表情をしていたというのであれば、夏油にとって母親というのは穏やかな表情をみせるくらい安心できる相手という事に繋がります。

作者直筆で「母親と電話しながらの荷ほどき」のメモ書き

荷ほどきしながら電話をしている…という事は夏油の中で

 自分の身の回りの整頓(自分) = 連絡(母)

以上の二点が同等となっており、自分と母親との優先度は同じくらいだと推測できます。
もし、自分優先であれば荷ほどきだけ先にして連絡は後回しにするからです。
これに関しては、夏油が相手の事を優先する人だから行われた行為ともとれますが、もし完全に相手を優先するというのであれば、連絡のみを先に行うと思われます。
同時に行うということで、母親との気軽な関係も見て取れると思うんですよね。
もしかしたら電話の内容は「今着いたよ。荷ほどきしている最中」といった会話なのかもしれない。
そんな息子の様子に母親は「忘れたものが有ったら言ってね、送るようにするから」という返事もしているかもしれません。

原作者の正解開示

原作者の芥見先生は結構ネットの反応を見ている方の先生だと考えられます。
もしかしたら、夏油が親と不仲なのかよかったのかという考察に対して答えを出して来たのかもしれません。

結論

以上のことから、私は夏油傑は少なくとも母親(もしくは父親もそうかもしれません)とは仲が良かったと私は考えます。

それを踏まえると、闇落ち後の夏油が両親に対して行ったことがより痛々しいという結果になりましたね。芥見下々先生…人の心とかないんか?

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